城山(じょうやま・・門山城跡・・) ハイキング 2010年 5月14日(金) 国道2号、JR山陽本線大野浦駅付近から見上げると巨岩が無数点在する山。 今回目標の城山である。参加者9人が大野浦駅に9時30分に集合してスタート。 旧道を広島方面(右)に約20分、山陽道大野ICの前を通って、大頭(おおがしら)神社の境内へ。 ここでウォームアップのストレッチ体操と、安全祈願をして、境内横から名勝妹背(いもせ)の滝へ。 すぐ右手の川向こうに落差50mの雌滝が新緑の中に映える・・・。さらに朱色の橋を渡って100m ばかり進むと幅30m・落差30mはあろうかと思われる勇壮な雄滝が・・・。先日の雨で水量も十分。 思わぬ景色にしばしうっとり・心を洗われる。小学生までの孫がおれば、川遊びに絶好の場所である。 右手の石段を上り、林道を歩いて滝の上流に出る。 ここからいよいよ登山道。丁度城山の裏手から登り始 めることになる。若葉の雑木林、シダの生い茂る獣道の ような細い道、V字溝の道が急坂になったり、緩やかに なったりしながら、頂上の城跡まで続く。頭上の倒木に 注意しながら登る。途中眺めのよいところで2回休憩。 頂上の手前ではロープにつかまって登るような、細くて 急な崖道も。11時過ぎに頂上(265.5m)についた。 山頂には門山城(かどやまじょう)跡といわれる大きな 岩に建物の柱穴や、雨水をためたと言われる大きな 手水鉢のような岩(馬のたらいと呼ばれ、4角に掘り込 んだ大きな水槽岩)がある。城は鎌倉時代から使われて いたが、吉川元春の厳島合戦の前に取り壊し廃城となった。(山頂の案内板による) 5月半ばとはいえこの日は、3月下旬の気温で少し風は強く肌寒かったが、 絶好の登山日和であった。すぐ目の前に大野の浦(瀬戸)が広がり、正面に宮島の山々が、 右手は大竹から岩国のコンビナート群、飛行場の滑走路、左手遠く広島の市街地が・・・ 眺望は抜群。1時間20分ぐらい思い思いに弁当を食べながら、しばしくつろぎ城跡散策。 下りは正面の大野浦駅に向かって、途中で絶景を楽しみながら休憩をし、13時30分前に 大野浦駅に到着解散した。緑の森林浴と絶景、心地よい疲れに心身ともにリフレッシュし大満足。 いつものことながら、事前登山で安全確認をし、用意周到で参加者に喜びと幸せ、達成感一杯 にしてくださった、上川世話人、為積さんに心から感謝します。また、遠路参加くださった山口の 吉田さん、ありがとうございました。 今回の参加者: 植松 上川 杉本 高原 為積 九十九 中村 吉田 藤井 の9名 (敬称略) 文 藤井 幸 写真集 下のフォトアルバムをご覧ください ・・左クリック 下方開始で スライドショー |